人気者の水戸光圀という人物の掛け軸について
各都道府県のお宅で見かける掛け軸の書
水戸光圀といえば、日本人なら知っている水戸黄門と同一人物になります。水戸藩初代藩主である徳川頼房の三男で、第2代藩主でもあり、徳川家康の孫にあたります。徳川家直径の孫であり、水戸黄門人気もありますから、地方藩主とはいえ、何らかの骨董品があればかなりの高額査定になることは必至です。
徳川家康などと比べれば、水戸光圀の掛け軸は売買が積極的に行われているようで、コレクターも多いと思われますが、実際の買取相場としては、家康同様、あまり公開されていないのが現状のようです。ただいえることは、やはり、本物であれば数十万~数百万円の値がつくことは間違いないでしょう。希少価値があれば、数千万という値がつくこともあり得ます。
このように、高値がつくような掛け軸ほど、怪しい骨董品屋に引っかかると大損をしますから、売買するほうも慎重になることをおすすめします。
掛け軸というのは、書と絵画、絵画に書がある画賛になりますが、水戸光圀は書の類も多く存在し、各都道府県のお宅で審議は別としても多く見られることは事実です。
実際に買取した例を見つけることは難しそう
地元の茨城県水戸市をはじめ、茨城県全体で愛されている水戸光圀。梅で有名な偕楽園に隣接する千波湖の畔に黄門様象が立ち、水戸駅北口にも水戸黄門一行の像が立っています。
地元ではないにしても、全国的に水戸光圀人気、というより知名度は限りなく100%に近いものがあるでしょう。それだけにグッズや骨董品は数知れずということですが、骨董品は、グッズのように気軽なものではなく、歴史に関わるものですから、なかなか表に出辛いことはあるでしょう。
地元である水戸の蔵でも所有しているどこかのお宅には、まだ掛け軸などがある可能性はありますが、そうそう簡単に出回るものではありません。
買取専門店のHPでは、高額掛け軸買取一覧に、徳川家の歴代将軍や水戸光圀の名前がだいたいありますが、実際に買取した例として見つけることは難しそうです。