凄いの一言、徳川家康の掛け軸について

徳川家に関する骨董品が高額で取引

日本統一を成し遂げた戦国武将であり、260年あまりも続く江戸幕府を確立した徳川家初代の将軍であることは、世界的にも有名です。

徳川家康についての海外ファンも多く、骨董品の収集家であれば、わざわざ日本にまで買いつけに毎年やって来るほどとなっています。

徳川家康という人物そのものに人気が高いため、本人が少しでも登場してくるような作品は、高額な査定額となることは期待大です。

掛け軸の種類やその他の骨董品類については、どれくらいの数が出回っているのかは不明ですが、徳川家の、しかも家康という大御所のものですから、普通であれば重要文化財級であることも十分考えられ、掛け軸のアイテムのみを対象にした場合、所蔵美術館以外で誰かが所有しているとしても、あまり出回ってこないことが実情としてあるでしょう。

徳川家康の掛け軸をはじめ、徳川家に関する骨董品が高額で取引されることは確かですが、信頼のおける出所がハッキリとしていて、本物と証明される要素がない限り、あまりにも贋作も多いため、価値は0~数百円、数千円となってしまうケースのほうが普通かもしれません。

徳川家康の掛け軸の買取相場はわからない

徳川家康の掛け軸の買取相場は、実績公開はほとんどされていないのが現状です。希少も希少、徳川家康の掛け軸自体があまり出回らず、売買が頻繁にされるようなものではないことや、一般的な傾向として、市場には多くの偽物や模倣品が流通しているため、本当に実物が出てこないと…ということがあるのかもしれません。しかも、実際に所有していた方がいたとしても、わざわざ公開はしないでしょう。

どの掛け軸にも同じことがいえますが、「本物であれば」という点、「保存状態が良ければ」という点において、ポイントが高ければ高いほど価格は跳ね上がるということです。ですから、「徳川家康の掛け軸だから」といわれて、タダとか、安く譲ってもらったなどという掛け軸は、間違いなく偽物や模倣品ということでしょう。